幼少期はよく病院のベッドで過ごしていた私。子供が普通にかかることのないような病気に罹っていて、中にはテレビを見たりラジオを聴いたりすることさえ禁じられる病気もありました。ですので、内面の世界を探求する時間が多かったのです。iPadやNintendo Switch、YouTubeで遊ぶこともできなかったので、想像力、自己対話、本がよく唯一の娯楽でした。
幼少期には重度の閉所恐怖症と不安を体験しましたが、カナダに行って初めてカウンセラーに会いました。中にはとても優秀な人もいましたが、誤って双極性障害と診断されたこともあります。しかし本当に助けてくれたのは、カウンセラーと言うよりもヨガの先生でした。
ヨガの歴史や教えを見ていくと、先生と生徒の間の会話が勉強や心の育ちの時間になることがよく観察できますね。ヨガの教科書では、ポーズがこうだとか、呼吸法があんなでとかじゃなくて、心の解決法や自分探しには師匠との会話中に生まれていることが記録されているのがほとんどです。
生活、苦悩、質問、そして人生の不思議についての会話には、全ての人にメリットがあるべき時間。だからカウンセリングもセラピーももっともっと広まっていくことを願っていますがヨギックカウンセリングは通常の会話や一般的なカウンセリングと何が違うのでしょうか？
- ヨギックカウンセリングはカルマの糸を認識しますが、現在にできることに焦点を当てます。時には、これらの幼少期の話がカウンセリング中に自然に出てくることもありますが、現代のカウンセリングは過去にのみ焦点を当てすぎのところもあるように見えます。ヨギックカウンセリングは、現在と未来に対するあなたの視点を変えることについてであり、もちろん、過去とは切り離せないものですが、必ずしも主要な焦点ではありません。
- ヨギックカウンセリングは自身と全人類、宇宙と両方に基づいています。私とのカウンセリングはヨガのヴェーダ教えに基づいているので、個人としての自己自身と宇宙全体との繋がり、この世界での個人の役割を認識することが両方ともたいせつです。
- ヨギックカウンセリングは数千年の古代の実践に根ざしています。それは新時代の現代的なライフコーチング技術ではありません。その実践は、ヒマラヤの偉大なリシやヨギによって数千年にわたって記録され、文書化されています。これらの指導者はアーチャーリャ、グル、パンディットなど多くの名前を持ち、それぞれのコミュニティで、これらの人物は人生のあらゆる側面で人々に指導を与えました。最近トレンドで生まれたものとは全く違います。
- ヨギックカウンセリングは人間であることのすべての側面を考慮します。ヨギックカウンセリングは、健康で幸せな生活の5つの柱に基づく指導を提供します。キャリア/魂の目的、金銭的安定、そして具体的な目標、人間関係/創造的表現、自己実現、および身体の健康。セッション中の会話に基づいて、ヨギックカウンセラーはアーサナ、呼吸、瞑想などの様々なヨガの実践練習やハーブなどの他のものについて話し合います。
プライベートヨガレッスンでは、対面セッションにますます集中しているところですがヨギックカウンセリングに関しては、オンラインと対面の両方で引き続きクライアントを受け入れています。セッションを開始する前に初期アセスメントの会話を行い、これがあなたが求めるものかどうかを判断します。
ヨギックカウンセリングは、ヨガの教えをもとに自分の人生を高めたい方にぜひおすすめです。