このトピックはついつい避けてました。現代社会の早いペース、なんでも問題があれば解決法、ヨガの教えもインスタント的に教えられている、そんな文化を避けているのでどうしようかなってずっと思ってました。
この間、インスタでも”ヨガスートラを簡単に説明すると”なんていうのも見て、びっくりしました。
なんでも、お金を払えば資格が取れる、自分で考えずにただ説明を受け取る、そんな文化がいやで、この投稿も”ヨガに1番いいアロマ”なんて簡単に言いたくなかったのでずっと書くかどうか迷ってましたが今回、長いこと修正しながらやっとできました。
I love scents
香りが大好きな私。普通のPerfumeから自然のボタニカルなアロマや、キャンドル、オイルなど大好きです。
カナダに住んでいた時はちょうど働いていたヨガスタジオのお隣産がヨガショップで高品質アロマはもちろん、ロールオンやキャンドル、素敵なものがいっぱい売っててよくお邪魔させてもらってました。アロマオイルも聞いたことないような香りがたくさんあってとてもマジカルなお店でした。
よく覚えているのはそんな香りたちによく癒され、グランディングはもちろん、自律神経も癒され、マインドの安らぎの場所でした。

ヨガ講師になってから何年も経ってからのこと、香りというのはアースエレメントを刺激してくれるということでグランディングには最強の味方になってくれるものだと学びました。
何か香りを嗅いだときにどこからかは思い出せなくてもなんとなく懐かしくなったら、不思議に感情が溢れたりなどと経験したことありますか?
そして、香りを嗅ぐ時って立前の顔やお愛想笑いで香りを嗅ぐってできないの知ってますか?
ということは、香りを意識的に嗅ぐという行為をする時って瞬間的にだけでも本来の、自然な自分が登場してくるわけなんですね。
香りというのはそういうものなんです。
But does it heal us?
でも、アロマや香りって癒しの効果本当にあるの?ってよく聞かれますね。
もちろん、アロマの大企業社やアロマオイルを売ってる人たちはもちろんって言いますよね。
癒されると言えば癒されますが私に取ったら同じ意味ではないかなと思います。
もちろん、その精油によって、治療目的などによって、人によって、効果があるということは間違いないですが、アロマオイル、精油の化学的リサーチなど読むと本当ははっきりしてないんです。もちろんアロマ会社がやっている調査などでは効果バッチリって言ってますが偏見のなリサーチだとはっきりしてないのが現状なんです。
元々、アロマオイルとはボタニカル成分を濃縮されたものなのでアロマセラピーなどのように呼吸することで体に入って、そこから脳にシグナルされるんですね。たとえば、ラベンダールームスプレーを使って、脳にリラックスするシグナルを送ることでよく眠れる、など。
しかし、アロマオイルを直接皮膚につけると肝臓を通さずに直接血流に入ってくるのでそういう時は揉んだにが怒ることもあります。
その上に、個人的なものもありますね。例えば、ラベンダーはリラックスできると言われてますが、人によって頭痛の原因になることも。
なので、本当に聞くのって言われると、もうちょっと説明が続きます。
No, it doesn't but you heal you
癒す効果はあるってはっきり聞かれると私の答えは、いいえ、になってしまいますが、ただ、あなたがあなた自身を癒す助けには絶対なる、というのが私の答えです。
でも、やはり強調しなければいけないのがアロマが癒すんではなくてあなたがあなた自身を癒す、ということです。
香りとは脳に刺激があるというのは確認されているので、もちろんマインドにも影響があるので香りによって、世界の見方がかあるきっかけになったり、自分が強く信じていたこともあれ、私間違ってたかなって考え直すきっかけになったり、癒しのきっかけになるというのは本当。ただ、癒し、本当のヒーリングはあなたがするということです。
You start smelling in womb
人間って子宮の中で10週間くらいで香りが嗅げる細胞がもうできてるって知ってますか?
8歳くらいまでずっと香りの能力ってどんどん育っていくんです。だから、子供たちって見たこととか、あった人とかを覚えてるよりも香りの方がよく覚えてるんです。
うちの子もキャンプなどで焚き火したりすると「あ、フランスのおじいちゃんの家みたいな匂いがする!」っていうんです。なぜかというとクリスマス時期によくフランスに帰ってるときに暖炉の香りが部屋中に広がっているのをうちの子は赤ちゃんの頃から経験してるからです。
だから香りを嗅ぐと無意識でもマインドのどこか、奥にある場所に訪ねることができるんです。
香りがマインドの奥にある場所をアクセスするきっかけになるとその瞬間がヒーリングが起こる機会になるんですね。なので香りがヒーリングしてくれるんではなくて、香りがきっかけで自分のヒーリングパワーを目覚めさせるんです。

Study of Life, Āyurveda helps you find that trigger
そのきっかけというのがアーユルヴェーダのことを知ってるとその助けになります。
アーユルヴェーダのモットーは私のSOMA YOGAのモットーでもある、「全ての人間はもともと、ありのまま、自然の自分に戻ろうとしていること」。
努力しながら、夢中で他人の想像で作られたパーフェクトな人間を追っかけないこと。
その道を歩いていくのはアーユルヴェーダの基本の教え、ドーシャ(dośa)、性質を知っておくこと。

アーユルヴェーダによると、人間たちは3種類の性質でできてるんです。(もちろん、ここで紹介する内容はざっと、大体のことでお話しするのでもしも本当に自分の性質を知りたい場合はアーユルヴェーダのお医者さんに見てもらうのが一番です。)
3種類の中でも大体の人は1、2種類が主流になって、その主流になっているドーシャが一番バランスが崩れやすいということです。または、何か起こるとその性質たちのバランスが崩れる、ということです。
そして、この主流の性質から自分のパターン、治療メソッドなどを考えていくんです。例えば、私とのプライベートヨガセッションでは初回のクラスはじっくりお話しして、あなたのパターンやどんなヨガをしていくのがいいかなどを、インド占星術の教えと共にあなたのためのヨガの計画を立てていくんですね。
なので、自分のマインドってどの性質だろうって考えてみると、自分にはどんな香りが合うんだろうっていうのがわかってきますね。
なんですが、上記で言った通り、あなたが一番あなたのヒーリングには頼られる人なので性質を学んでピンとこなくても、直感を信用しながらやっていくのもSOMA、女性性の特徴でもありますね。
Here are my suggestions for each constitution
こちらで紹介するのは大体のことなのでもしもアーユルヴェーダのお医者さんが見つからない場合は自分の直感を信じて(ガンダルフが言うように迷った時は鼻を効かせるのが一番)見ましょう。

Kapha – Water/Earth Element
カーファとは水と土のエレメント。
朝早起きが苦手、ダラダラするような気持ちがよくある、インスピレーションがなかなか出ない、常に重いムードの人はカーファの影響があるかもしれませんね。もちろん、皆さん、こんな気持ち経験したことは1回はありますよね。
カーファというのは春のイメージ。まだまだ蕾が土の中に埋もれてて、水が十分に吸収されている状態で表面では太陽が温かくかざしてる、そんなイメージですね。または、土曜日に朝起きてゆっくりとダラダラしながらも過ごす朝、それがカーファタイプのイメージですね。
そんな方々におすすめなのはちょっとスパイスを入れた生活:
- ユーカリ
- クローブ
- フェンネル
- カンファー
- バラ(少量)
- ベルガモット
- シークワーサー(沖縄ではお馴染み。ちょうど甘さと酸っぱさがちょうどいい香り)
カーファの人って瞑想は結構得意だけれどもうちょっと集中力と活力が必要なのでちょっとしたエクササイズ、アーサナや活力を上げるための呼吸をするのもいいですね。
ちょっと気をつけて欲しいのはカーファの症状というのは時々、ヴァータのバランスが崩れてカーファの症状が出ることもあるのでその辺はじっくり自己リフレクションをしてみてください。
Vāta – Air/Ether element
ヴァータは風と空間のエレメント。
ヴァータは動くもの、生きてるもの、そのものですね。動くことが好きで、変化はもちろん、空気の中で存在しているエレメント。
なのでヴァータの人というのは変化への対応がよくできて、創造性もありますが、少し不安症なこと、ドタキャンしたり、時間にルーズな人が結構多いですね。マインドもよく変わったりすることが。
私がものすごくヴァータが強いので過去15年間ロゴやホームページを変えたり恥ずかしながらいろいろしてました。だけど、一つだけ変わっていないのがヨガ。
ヨガでもvinyasaヨガや、いつも動きを変えるのが好きな人はヴァータが強いかもしれませんね。
そんな人におすすめなのは全く反対のこと、瞑想したり、じっとスローライフを楽しむこと。
香りとしては木の根っこ。グランディングをして安定感を高めること。
- ベチバー
- シーダーウッド
- サンダルウッド(サステイナブルな収穫をしているところを選んでください)
- バジル
- しょうが
- ジェラニウム(ローズジェラニウムが一番いいですね)
- フェンネル
- パチュリ
SOMAでは手作りルームスプレーの中でもダーククリスタルやナイトフォレストがちょうどヴァータ用にいいですね。詰め替え用は50%オフにしてもらってます。
Pitta – Fire/Water Element
ピッタとは炎と水のエレメント。
情熱的で、好きでも嫌いでもついリーダー的になりがちの人。カリスマもあって、どこに行ってもみんなの中心になるような人。世の中で自分の声をみんなに聞いてもらう、というのがピッタですね。ただ、難しいところは炎のようにあまり心が硬くなりすぎると圧迫感がありすぎたり、時には人に残酷になったり、無理やり周りの人に何かやらせたりなどすることも。もともと頭がいいので他人を見てるとイライラするでしょうね。
なんでも、どこでもいつでも食べられるのがピッタタイプ。
そんな方には炎を冷やして、落ち着く香りがおすすめ。
- パチュリ
- ハッカ(他のミントと違ってほんわり甘いので鋭くなくてちょうどいい)
- ジャスミン
- ジェラニウム
- レモングラス
- イランイラン
- 月桃(沖縄ならではの甘いけれど冷やしてくれる)
SOMAではルーシッドドリームやリキッドスマッジがおすすめです。
Remember, these things are prompts
全てはきっかけ、ということ。ヒーリングをしてくれるわけではなくて、そのきっかけになる。本当のヒーリングパワーはあなた自身の奥の中にあるんです。それがヨガの教えでもあり、アロマ、ハーブの教えでもあります。
自分の中にすでに、ヒーリングに必要な道具は設置されていることをモットーにしましましょう。あなたは自分でまだわからなくても、それだけ力強いから。
ヒーリングワークというと、あなたの性質を知るにはヨガ講師、アーユルヴェーダの医者、など色々なタイプがありますが一番大切なのは自分の直感を信頼すること。もしもどの香りがいいかな、と迷ったら一つか二つ試してみて、ヨガ、瞑想をしながら自分の中でリフレクションをしてみること、そしてその香り自体を勉強してみること。例えば、これは葉っぱからできたのか、花びらなのか、それとも根っこなのか、花言葉やシンボルがあるのかな、など。
最後まで読んでくれてありがとう。質問があればいつでも言ってください。